アルルカンとは道化師の意味。シンプルだけれど印象的に施されたカットは、独特の煌きを放ち、至福のひとときを演出します。

楽園に住む想像上の鳥を図案化したパターンは、フランスの代表的な図柄のひとつ。もとはパリ郊外のランブイエにある大統領のハンティングロッジのために製作されたシリーズです。オリエンタルな謎めいたムードに加え、底部のカットが美しい光の屈折を生み出す逸品です。

1825年にバカラが発表した美しく力強いフォルムのグラス「アルクール」。当時としては非常に斬新なデザインで、そのフラットカットは一大センセーションを巻き起こしました。ステムやグラスのカーブなどに独特の美意識が感じられます。シャンパングラスは大きく分けて2タイプあります。祝宴でおなじみの口の広がったタイプと、縦長タイプで、縦長タイプをシャンパンフルートと呼びます。シャンパンは、舌の上ではじけるような口当たりが命。シャンパンフルートは泡がほどよく立ち上がるよう計算されています。
シャンパン以外の発泡性のあるドリンクやカクテルにもお使いいただけます。

バカラを代表するシリーズとして広く知られているアルクールは、1825年にアルクール侯爵のために作られたもの。特にワイングラスはそのシェイプがキリスト教の聖餐杯に似ていることから、1917年にローマ法王ベネディクト15世の意向により、バチカンで使用されることになったという歴史を持っています。
「ゴブレット」は、一般的に水用のグラスになります。

美しく咲き誇る花を、最もひきたたせ、さらなる美しさで包み込む。バカラが創造するベース（花瓶）は、ゆるぎない技術と最高の素材によって生み出されます。

バカラの主幹デザイナー Thomas Bastide トーマ・バスティードによる、バカラの偉大な伝統と秘密のノウハウが共鳴するデザイン。力強いカットとクリスタルの重厚感が男性的な従来のアルクールに対し、細いステムにチューリップの花がさいたような女性的で繊細な印象をもつ「EVE」は、アルクールの新しいシリーズです。

「アイ」という名前の由来は、独特な模様が浮かび上がる視覚効果がドラゴンフライ・アイ（トンボの複眼）を思わせるところからつけられました。内側から施された縦のカットと外側から施された横のカットが、ジオメトリックかつ魅惑的に光を美しく反射します。アクリル樹脂をゆっくりと曲げ、差し込んで固定していただく繊細なつくりとなります。

ギリシャやローマの建築の石柱のようにまっすぐに立ち上がる円筒形のシェイプが特徴のコレクション口元はゆるやかに広がって繊細な花をふんわりと優しく受け止めます。オルガン・グレイン・ビゾーの3柄あり、ギフトアイテムとしてもおすすめです。
・オルガン：丸みのある直線のカットが高さ違いで施され、素敵な音色を奏でるオルガンのパイプを思わせます。光を柔らかく透過させる繊細なデザインです。
・グレイン：リズミカルに施されたカットが麦や米など穀物の粒を思わせるデザインで、ポップで楽しい印象です。
・ビゾー：ストライプ状に直線のカットを施したデザインで、シンプルかつ効果的な光の反射を演出します。